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大きな事件・時代ごとに区切って、マジック世界のストーリーに関してまとめて見ました。これを読んでカードではわからない物語に興味を持ち、小説を読んでみたいと思っていただければ幸いです。

Ruinning Ulgrotha / 滅び行くウルグローサ


故郷
 ある時代、強力なプレーンズウォーカーがいた。その男の名はフェロッズ。彼は様々な次元を放浪していたのである。その時代には、もう一人のプレーンズウォーカーがいた。彼女の名はセラ。やさしく、寛大で、美しいプレーンズウォーカーであった。二人は出会い、恋に落ちた。そして、ウルグローサを自分たちの理想の世界、そして永遠の故郷 ― ホームランド ― とした。ウルグローサは美に満ち溢れていった。

封印
 美しい世界は善なる者を集めるが、同時に邪なる者も集めてしまうものである。フェロッズの力に惹かれた者、セラの美徳に惹かれた者たちが集まってきた。それと同時に、邪悪な敵も迫ってきた。フェロッズは、それらを退けるために強力な封印をウルグローサに施した。これによって、ウルグローサからは誰も入れず、誰も出ることはできなくなった。
 しかし敵は外ではなく、中にいた。吸血鬼、センギア一族である。センギア男爵は、ウルグローサを手中に収めようと、その機会を狙っていた。

セラの悲しみ
 そして、フェロッズは死んでしまった。セラは悲しみのために何処かへと消えてしまい、センギア男爵は支配に乗り出す。セラ一人ではウルグローサの封印を維持することはできず、封印は日増しに弱まってゆく。その中で、アイゼンの修道院はセラの帰還を信じて、かすかな希望を繋ぐ。

テイジーアとダリーア
 一方、かつてフェロッズに殺され、魂がアナーバの祖霊たちに捕らえられていた古からのプレーンズウォーカーのテイジーアが解放される。彼は数千年の時を経て、人間性というものを取り戻したが、かつての巨大な力を失い、封印のためにウルグローサから出ることができない。そして、少女ダリアと出会ったのはちょうどこの頃である。ダリアは、制御不能な強力な魔法の才能をあらわしたために、生まれ故郷を追放されていたのである。しかし、テイジーアはダリアを、プレインズウォーカーの卵に違いないと考え、弟子にする。やがてこの師弟はウルグローサを離れてウルザの計画に力を貸すことになるのだが、それははるかのちの話である。

苦悩、そして・・・
 セラの聖騎士団の1人、イーサンはセンギア男爵の脅威を取り除くために、男爵の軍団へと潜りこんだ。しかし、男爵はイーサンの狙いを知り、イーサンを自分の支配下に置いてしまう。それがイーサンの影である。また、森にもセンギア男爵の野望を阻止しようとする者がいた。セラにも劣らないほどの心を持った、オータム・ウィロウである。しかし、日増しに男爵の力は増してゆく。このままではウルグローサは邪悪なる者の手に落ちてしまう。しかし、奴らを滅ぼすためには、この世界の生命力と魔力ほとんどすべてを注ぎ込まなくてはならない。彼女は苦悩した……。


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