The Evolution of a Warrior 戦士の進化
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Forgotten Lore Deck - by Daneen McDermott より
The Evolution of a Warrior - 戦士の進化 -
はるか昔・・・氷河期(Ice Age)の後・・・莫大な量の水が大地を創りなおした時・・・。とある有名な、テリジア(Terisiare)の森に覆われた谷川は、亜熱帯の孤森ヤヴィマヤ(Yavimaya)となりました。アルゴス(Argoth)の大破壊を生き残った多くのものたちは、ヤヴィマヤの道を切り開きました。ヤヴィマヤの真の力は自身の知覚力を育て上げつつあり、ヤヴィマヤは、生き残るためには大地が変わらなければいけないのだとわかっていたのです。
進化の400年後、ヤヴィマヤはラノワール(Llanowar)のエルフ、ロフェロス(Rofellos)と、共に差し迫ったファイレクシアの脅威 ― アルゴスが被った大破壊以上の破壊を確かにもたらす ― への準備を行う時の交流のなかで面会しました。ヤヴィマヤはラノワールの戦争のやり方をロフェロスから学んだのです。知覚ある森は素早く学び、そして変化しました。ヤヴィマヤは、そこに棲息する植物や動物たちに、自然の戦場を作るために、素早くそして加速的に進化を施したのです。
ムルタニ(Multani)はヤヴィマヤの延長線上としてドミナリア各地を旅して回り、断固としてヤヴィマヤの思考と繋がろうとしなく、世界中のその他の森との連合を構築しようとしました。ヤヴィマヤは変貌を遂げ、ロフェロスもまた変貌を遂げました。彼はヤヴィマヤの声と共に数百年を費やし、彼自身はヤヴィマヤの意思に取り込まれました。常に若々しいロフェロスは熟成と土地との深い繋がりをへて長命を得たのです。
ヤヴィマヤの外輪の島は、たいていの人々が熱帯の島の楽園で予想するような典型的な砂浜ではありません。ヤヴィマヤは大部分の木を、主にもつれ合った根の防護壁の海岸を作るために発達させたのです。侵略者が木っ端微塵と化すまで相手に巻きつき、突き刺すことによって海岸は不慣れな動きにも反応します。
見張りの長い枝は森の中で巨大な背丈に成長し、エルフとその他の住人たちは森を一望する安全な場所を与えられたのです。ヤヴィマヤは、動きを伝達し戦いによって色を変える必要があり、みずみずしい葉をそれに順応させました。葉は普通の緑色ですが、異質な生物の動きを感知すると青く変色します。黄金色の葉は、森が ― 植物的にも動物的にも ― 侵略者と交戦中だということを示します。そして戦闘後には、黒い葉が森の傷跡を示すのです。夜には、成長した松明種の花粉が森を照らします。
しかし、色以上にヤヴィマヤは敵を感知する手段を使います。20フィートもの高さにある蜂の巣は、他の「森の目(Eye of the Forest)」を構成する2種類の昆虫を生み出しました。目印甲虫(Marker Beetles)は森を散らかし、目印甲虫が踏みつけられれば、強力な異臭を発する液体を分泌します。その異臭は侵略者であることを意味します。信号虫(Signal Bugs)は恐ろしく速い通報者であり、見張り木に素早く群がってエルフの行動部隊に通知します。
最後に、ロフェロス、ムルタニ、そしてヤヴィマヤは全集合体のすべての占めました。そしてこのデッキはヤヴィマヤの細かく作り上げられた相乗作用の反映なのです。
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La Playa Yavimaya deck - ヤヴィマヤデッキをプレイしてみましょう -
レジェンドが入ったデッキをプレイする際の大きな利点は、レジェンドは多くの破壊力を含んでいるということです。欠点は、余分なレジェンドが手札の中に何もすること無しに居座るということです……《ムルタニ》が出るまでですが。《ムルタニ》が出てしまえば、あなたの手札の余分なレジェンドは《ムルタニ》を増強します。
このデッキでは《嵐の大釜》には2つの役割があります。第一は、対戦相手を非常に遅くさせます。しかもあなたのマナはエルフが生み出してくれますから、あなたには影響を及ぼしません。さらに、それはお互いの手札にカードを戻してくれます。これは《ムルタニ》をさらに巨大にします。
マナ生産エルフたちがいれば、あなたはデカい奴 ― 《ムルタニ》や《茨の精霊》 ― を4ターン目にでもプレイできるかもしれません。《茨の精霊》のダメージが通るかどうかに関してはあなたは心配する必要はありませんが、巨大化した《ムルタニ》がプロックされそうならば、あなたは《嘲るエルフ》でそいつらの注意を引き付けましょう。そしてエルフをもう一度使いたいならば、緑マナを出して(今は何処から出すつもりかな?)《ヤヴィマヤのうろ穴》に使って、そいつを再生させてあげましょう。
《樫の力》と《キヅタの匂い》は、あなたの小さな(でも大事な)エルフたちを、相手の破壊の魔の手から守れます。《キヅタの匂い》は、あなたが場に出せない余分な緑のレジェンドとの組み合わせもまた、よく働きます。《ハリケーン》は厄介な飛行クリーチャーによく効き、ゲームなかばであなたに気力を与えるでしょう。
サイドボードには《巨大化》があり、スライタイプのクリーチャーを破壊するものです。ウルザサイクルがもたらした危ない多数のエンチャントたちと戦う時には、《ムルタニの命令》です。《ムルタニの命令》はそれらを吹き飛ばす上に、ライフを得ることができます。あなたの墓地がいっぱいになりましたか?では《回収》や《エルフの隠し場所》でそれらを戻しましょう。そして緑のロボトミー・カード《木っ端みじん》は、相手が持っているかもしれない悪質なアーティファクトに対してあなたが必要とする、唯一のカードです。
何てこった!相手は黒の、クリーチャーのロボトミー・カード《撲滅》を持っている時はどうするって?心配無用。ムルタニは対象にはなりません…。直接ダメージ、《送還》、《平和な心》、とりわけ《撲滅》から守ってくれます。けれども、あなたは《俗世の教示者》や《回収》でカードを得ることができるのです。もしあなたがファッティ(デカイやつ)を見つけることができなかったら…その時はエルフたちで群がるのも1つの選択なのです。
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