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Dominian FAQ,Inside Dominariaの非公式日本語訳です。
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Q.それぞれのエキスパンション・セットは何処を舞台にしているの？
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A.アンティキティ(Antiquities)、アイス・エイジ(Ice Age)、アライアンス(Alliance)やザ・ダーク(The Dark)の大部分はテリジア(Terisiare)大陸の話だ。フォールン・エンパイア(Fallen Empire)は、テリジア大陸の南方数千マイルにあるサーペイディア(Sarpadia)大陸だ。ミラージュ(Mirage)とヴィジョンズ(Visions)は超大陸ジャムーラ(Jamuraa)の北西のあたりなんだ。アラビアン・ナイト(Arabian Nights)については、近くの次元のラバイア(Rabiah)を起源としているんだ。でもラバイアは、多くのゲートで繋がっていることでドミナリア(Dominaria)から大きな影響を受けている。ホームランド(Homelands)は大きく隔たったアルグローサ(Ulgrotha)という次元なんだ。レジェンズ(Legends)はドミニア(Dominia)中を扱ったものだ。そしてウェザーライト(Weatherlight)はドミナリアの多くの有名な場所を旅する話だよ。
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Q.ドミナリア(Dominaria)とドミニア(Dominia)は同じ次元なの？それらは関係があるの？いくつの次元が存在するの？
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A.ドミニアとは多次元宇宙のことで、それらの無数にある次元はわずかに繋がっているにすぎない。ドミナリアは、ドミニアのそれらの次元の１つなんだ。ドミナリアは我々が見てきた出来事の大部分が起こっている場所だ。その他の次元のいくつか、ホームランドのアルグローサ、テンペスト(Tempest)、ストロングホールド(Stronghold)、エクソダス(Exodus)で扱われたラース(Rath)、それとウルザズ・サーガ(Urza's Saga)でのセラの聖域(Serra's realm)とファイレクシア(Phyrexia)はすでに調査済みだ。ドミナリアはだいたい１ダースほどの次元と密接に繋がっており、「かけら(The Shard)」 ― フォールン・エンパイア、ザ・ダーク、そしてアイス・エイジの間、３０００年に渡って隔絶されていた ― でともに知られている。
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Q.プレインズウォーカー(Planeswalker)とただの魔法使いの違いは何？アーテイのような普通の魔法使いもプレインズウォーカーになることができるの？
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A.基本的に、プレインズウォーカーとただの魔法使いとの間には、真昼の太陽と６０ワット電球ぐらいの違いがあると思ってくれたまえ。プレインズウォーカーは、魔法使いと比べて、はるかに急速で非常な魔法への親和性があって、魔法使いのように、魔法を使うことによって定義されるものじゃないんだ。例えばウルザ(Urza)は主にアーティフィサー(Artifacer,アーティファクト使いの意)であるから、彼はバリンやアーテイほど呪文は多用しない。だから、平凡な魔法使いがプレインズウォーカーになることはまず無理だろう。つまり、「プレインズウォーカーの火花(Planeswaker spark)」を持って生まれたものじゃないとね。でも、誰もその人がプレインズウォーカーの素質を持っているかどうかなんて、その人が実際に ― そうだな、普通は精神的に重圧された時だが ― プレインズウォーカー的に爆発してみるまでわからないさ。それから、プレインズウォーカーは不死身に近い。魔法使いは普通の人間よりは長く生きるが、数世紀がいいとこだろう。
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Q.ウルザがエクソダスのカードにいることに気付きました。でも、アンティキティの出来事はだいたい４２００年前で、ウェザーライトの出来事は最近だから、ウルザはどうやってそんなに長く生きていたんでしょう？それに彼は若くなったように見えますが？
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アンティキティーの頃のウルザ６０歳ぐらいで、プレインズウォーカーじゃなくアーティフィサーだったんだ。プレインズウォーカーになったときに、彼は能力を得て外見が変わったんだね。で、数千年後に彼が登場したときには、若い男になっていたというわけだ。
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Q.魔法使いがプレインズウォーカーと戦って勝てますか？
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A.プレインズウォーカーは通常は魔法使いより遥かにパワフルだ。１対１では魔法使いがプレインズウォーカーに勝つ可能性は限りなく低いだろうね。でも、軍隊や他の十分な助けがあれば勝てるかもしれない。（熟睡しているウルザにそっと忍び寄るとかね）
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Q.特務魔道師(Task mages)って何者？
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A.特務魔道師ってのは雇われ野郎 ― いや、雇われ魔道師だな。しばしば経験不足な魔法使いで、特別な仕事のために雇われるんだ。特務魔道師は忠誠するもの何もない。一族でも、王でも、ギルドでもね。 | |
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Q.ガロウブレイド(Gallowbraid)とモリンフェン(Morinfen)は悪魔？それともガーゴイル？彼らの目的は？それから、彼らが本当の兄弟だとしたら、彼らを生んだ悪魔は何？
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A.ガロウブレイドとモリンフェンは悪魔ではありません。彼らはファイレクシアの工作員です。一緒に生まれて育っただけであって、彼らの兄弟という概念は、ジェラード(Gerrard)とヴェイル(Vuel)のそれのようなものです。
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Q.力の石(Might stone)と虚弱の石(Weak stone)に関する物語は？それらの歴史的背景を教えてください。
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A.それらは１つのパワーストーンが割れた半分ずつの２つのかけらなんだ。壊れたパワーストーンが持っていた何かしらの力があるということしか記録されていない。詳細はJeff Grubbの小説、「The Brothers' War」を読んでくれ。
訳注：The Brothers' Warの日本語版はありません。
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Q.イーサン(Ihsan)とは？《セラの聖騎士/Serra Paladin(HL)》のテキストにはイーサンは聖騎士に戻りたいとあるが、《Ihsan's Shade(HL)》には聖騎士を裏切ったとあるのですが。
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くわしい話はホームランドと、ホームランドのコミックをチェックしてみたまえ。イーサンは、強大な吸血鬼センギア男爵(Baron Sengia)の脅威を取り除くための準軍隊の栄光ある一員だった。イーサンは、名誉に渇望から、人々を守るという誓いを濁らせてしまい、愚かにもセンギア男爵の吸血の軍勢への転向を自分から申し出たんだ。彼の望みは新たに男爵に対して闇の力を手に入れて使うことだった。センギア男爵はイーサンの狙いを正確に予測して、彼を吸血鬼に変貌させる代わりにイーサンを殺して彼の裏の面であるシェイド(影)、つまり完璧に男爵のトーテム・リング(totemic ring)に従属する強力なスピリットへと変えたんだ。面白がってね。それで、その不運なイーサンは男爵のお気に入りではないが頼りになる強制執行人、そして彼が命を捧げた聖騎士団の不名誉な追放者になったんだね。
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Q.ラト＝ナム(Lat-Nam)って誰だい？
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A.ラト＝ナムはテリジアの西海岸にある島(と学び舎)です。
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Q.ドミナリアっていうのはその次元の中にある同名の場所なのかい？（なぜってその名前の伝説の土地があるからさ）
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A.ドミナリアは互いにつながりがあって、有名な惑星を含んでいる、有名な場所の名前さ。でもさぁ、ドミナリアっていう名前の伝説の土地なんてないぜ。
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Q.メルカディアン・マスクスの《暴露/Unmask》は、偽の姿、または殻っぽいものから、ヴォルラス(ヴュエル)が正体を現しているように見えるのですが。ヴェイルは男だったと思いますが、このカードではヴォルラスは女に見えますよねぇ。これがメルカディアでの衣装なのか、それとも本当にヴォルラスなのでしょうか。もしこれがメルカディアでの衣装ならば、どうして彼らは、この人がヴォルラスに似てるのに ― ヴォルラスは派手な格好なのに ― 気付かなかったのでしょうか。恐らく、メルカディアの誰も次元転換(planeshift)ができなくてラースにいったことがないのでしょう。この経緯を教えてもらえませんか？
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A.ヴォルラスは男です。でも、多相の戦士(Shapeshifter)でもあります…とてもスゴイ多相の戦士です。暴露に描かれている女性は、ウェザーライトの乗組員がラースから救出した、牢屋に閉じ込められていた女性、つまりスターク(Starke)の娘タカラ(Takara)です。暴露に描かれているのは、正体を現した所です。詳しくは《責任/Liability(MM)》や《血の復讐/Vendetta(MM)》の絵とフレーバー・テキストを参照してください。それでも十分ではないなら、Francis Lebaronの小説「The Mercadian Masques」にはこの事についてすべて説明されており、メルカディアン・マスクスのストーリーの概要がこの人に付いてもう少し教えてくれます。
訳注：The Mercadian Masquesの日本語版はありません。
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Q.カーンは、なぜウルザが自分を作ったということを知らないのですか？
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A.Loren Colemanの小説「Bloodlines」によると、ウルザはカーンの記憶に制限を加えたようです。カーンは単に２０年前より前のことを思い出せないだけなのです。
訳注：Bloodlinesの日本語版はありません。
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Q.どうしてスタークは盲目になったのですか？
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A.その辺のストーリーは「Rath and Storm」で語られたよ。スタークの娘タカラはヴォルラスのコントロール下にあって、スタークやウィザーライトの乗組員たちと戦ったんだ。そして彼女の剣は彼の両目を襲ったというわけさ。
訳注：Rath and Stormの日本語版はありません。
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Q.私はいまだにタイムラインで混乱しているのですが。
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A.ウェザーライト号の物語と、現在（４２０５年）のラースの冒険物語の後、我々は３２８５年まで時間をさかのぼりました。ウルザ・ブロック（３２８５〜４１７９）はウェザーライト号やその他のレガシー(Legacy)がどういう経緯で造られたのかを記述しています。我々は、今年の１０月（訳注：Mercadian Masquesを指す。）にまた、勇猛なウェザーライトの乗組員たちを取り上げるつもりです。
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Q.テフェリー(Teferi)はトレイリアの学生で、遅時泡(Slow-moving time bubble)に捕まりましたが、ミラージュ・ヴィジョンズ・ウェザーライトではテフェリーは年をとってますよね…。何があったのでしょう？
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A.３３０２年、テフェリーがとても若いときに、彼はトレイリアのアカデミーに入学しました。学生時代の彼は、ウルザズ・サーガやウルザズ・レガシーで見ることができますね。３３０７年に、ウルザの時間移動実験(Urza's time-travel experiment)が大爆発を起こし、テフェリーは激しい遅時泡に捕らえられました。彼は、彼の学友たちとジョイラが彼を助け出す方法を見つけるまで、トレイリアの時間にして２０年間、捕らえられていました。
テフェリーは、アカデミーでの日々とミラージュ戦争(Mirage War)の間にプレインズウォーカーとなりました。ミラージュ・ブロックの事件は４２００年前後のものであり、トレイリアの事件から９００年近くたっています。それで彼は年をとったというわけですね。
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Q.アーテイとテフェリーは学友ですか？
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A.片方のアーテイだがね、彼は４２００年のトレイリアのアカデミーの生徒だったのさ。とっても若い頃に勉強を始めたんだね。彼は４２０５年にウェザーライト号の乗組員になるまで、勉強を続けたんだ。９００年の隔たりがあるとはいえ、どっちの生徒もバリンの保護を受けていたということだ。
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Q.バリンが数百歳なのに、なんでハナはあんなに若いのですか？
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A.ハナは４１８０年、バリンが（一般人の基準で）かなり年をくってから生まれたんだ。大部分のウィザードたちの寿命は、一般人とは大きな隔たりがあるんだよ。なぜなら、魔法は寿命を伸ばすことができるからね。また、バリンにはその他にもいくつか有利な点があるんだ。トレイリアの厚意という、ほかのウィザードには叶わない利点がね。時間の爆発から８０年後、バリンとその妻レインは、トレイリアの遅時環境の１つから、出たり入ったりしながら暮らし始めたんだ。主観的時間で、外の世界での数世紀は、彼らにとってはわずか数十年間に感じる。さらに、遅時環境の水は人間の新陳代謝に影響を及ぼし、老化のプロセスをゆっくり進ませるようなんだ。十分な量の遅時水(slow-time water)を消費すれば、老化の速度をほぼ止めることさえできる。ウルザの試みで、若返りの泉が生み出されたと思われるよ。彼がトレイリアを誰からも秘密にしておきたいと思うのは、至極当然のことだろうね。
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Q.ウルザが生まれるどのくらい前に、ファイレクシア人たちが現れたの？
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A.十代の頃のトカシアのキャンプで、ウルザとその弟ミシュラは、おおざっぱに言って５０００年ぐらい前のスランのアーティファクトを見つけたんだ。ウルザの推測によると、それらのアーティファクトが創られたのと同じくらいの時代に、ファイレクシアは散り散りになったようだ。スラン帝国絶頂期(The height of the Thran Empire)は、その事件より数世紀ほど前だと思われる。
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Q.レガシーを作ったのは誰？スランかい？それともウルザ？
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A.ウルザだよ。レガシーを作るアイディアは、彼やバリン、学者先生たちが時間断裂島トレイリア(time-wracked island of Tolaria)から帰ってきた後である３３２０年に、ウルザが思いついたものなんだ。大部分のレガシーの「部品」 ― それが相乗作用をもたらす集合体でないとすればですが ― は、ウルザのスランのアーティファクトとその用法への研究と盲信に大きな影響を受けている。
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Q.なんでウェザーライト号の絵がスランの秘本にあるんだい？
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A.スランの秘本は、ウルザが考古学的発掘によって発見した古代スランの遺物とは違う。それは、ウルザのスランに関する研究日誌みたいなものなんだ。彼のスランとそのアーティファクトに関する研究の注釈が書かれてあり、加えて、様々なスラン研究から閃いた彼自身のアイディアも含まれてある。それはレガシーのアーティファクトの数々に関する情報も含まれているし、実はこの本もレガシーのアーティファクトの１つだ。秘本は現在、旅するウェザーライト号の中にあり、レガシーを理解するための探索をするシッセイとハナの、極めて大きな助けになっている。そして秘本は魔法的なもので、読み手それぞれに異なる情報を明かすんだ。
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